FBInputは、The Fullbright Companyが作成したゲーム、Gone Home内で使用された入力処理コードの移植バージョンです。「コンテクストの入力」というコンセプトを用いて、簡単なコントロール管理とオーバーロードを提供します。
機能:
1)ランタイムのコントロール再マッピング
デフォルトでは、Unityは主要再マッピングのいかなる変更も、ゲーム開始前に表示される不格好なスタートアップダイアログを通じてしか許可されません。Input Handlerは、ランタイムでの任意の入力の再マッピングやセカンダリーコントロール、デフォルトの復帰や複数コントロールスキームを可能にします。全てのマッピングはユーザー毎にディスクに保存され、毎回プレイする時にリロードが可能です。
2)コンテクスト対応入力
ゲームではしばしば、現在使用中のコンテクスト応じて異なる物事に異なる入力が求められます。例えば、スペースキーはゲームプレイでは「ジャンプ」を意味するが、プレイヤーがしゃがんでいる時は別の事を意味し、メニューでは全く何もない、という具合です。Input Handlerを多くのコンテクストのコンセプトをサポートし、その全てが任意のキーが押された時に何が起きるかを知らせます。
3) Xbox 360ゲームパッドをサポート(WindowsおよびMac)
Input Handlerはゲームパッドをサポートし、プレイヤーが次へ移動すればすぐに、即時の切り替えを可能にします。一般的に使われているTattie-BogleボタンマッピングのWindowsデフォルトへの再マップも行い、二つの異なるコントロールについて心配する必要もありません。Input Handlerは、アクセシビリティのために左右スティックの入れ替えも、Y反転もサポートします。
4) UI機能
Input Handlerはユーザーフレンドリーなキーの名称の設定も簡単で、どのキーがどのアクションにマップされているかを示す文字列も表示します。これはテキストのトレーニングを簡単にします - 「Cを押してしゃがむ」を例にすると、プレイヤーが再マップすれば「Controlを押してしゃがむ」へと、あるいはプレイヤーがゲームパッドに持ち替えれば「Bを押してしゃがむ」に、自動的に変更可能です。
5) アナログ軸入力を個別ボタンが押されたものとして扱う
Input Handlerは、軸コントロールの動きを個別のボタンが押されたものとして扱うことが可能です - 例えば、トリガーやゲームパッドの方向パッド等です。これらのボタンは異なる入力コンテクストでも使用可能です。
6) Unity Input Managerを避ける
かなり不格好です。FB Input Handlerなら必要な軸コントロールを設定する時に触れる必要があるだけで、その他全てはもっとやり易い方法で管理が可能です。